オーディオトラックの操作
オーディオトラックには、WAV形式のオーディオファイルをBGMや効果音として取り込むことができます。
オーディオを扱うには、[+]ボタンや「トラック」メニューの「トラックの追加」から「オーディオトラック」を選びます。
オーディオトラックは、最大32トラックまで増やすことができます。
またエクスプローラーから、オーディオファイルをオーディオトラックにドラッグ&ドロップすると、マウスカーソル位置に読み込めます。
オーディオファイルを読み込むと、オーディオ要素が波形で表示されます。
※元ファイルは削除されません。
[Alt]キーを押しながらドラッグすると、オーディオ要素の左端または右端が秒単位にスナップします。
(タイムラインが小節表示のときは小節単位にスナップします。)
オーディオ要素の右クリックから「移動」を選ぶと、その要素を指定の方法で移動することができます。
右クリックメニューの「マルチトラック自動整列」もオンのときは、別トラックのオーディオ要素やセリフ要素とも重ならないよう自動整列します。別トラックのオーディオと重ねたいときは、いずれか(または両方)オフにします。
オーディオトラックの追加
起動直後はオーディオトラックがありません。オーディオを扱うには、[+]ボタンや「トラック」メニューの「トラックの追加」から「オーディオトラック」を選びます。
オーディオトラックは、最大32トラックまで増やすことができます。
オーディオファイルの読み込み
「ファイル」メニューの「インポート」や、オーディオトラックの右クリックから「オーディオファイルの読み込み」を選択すると、オーディオファイルをポジションカーソル位置に読み込むことができます。またエクスプローラーから、オーディオファイルをオーディオトラックにドラッグ&ドロップすると、マウスカーソル位置に読み込めます。
オーディオファイルを読み込むと、オーディオ要素が波形で表示されます。
オーディオファイルの形式についてビットレート8bitまたは16bitのWAV形式に対応しています。※24bitや32bit floatは非対応です。
サンプリングレートが48kHz以外の場合は、48kHzに自動変換されます。
オーディオ要素が正しく再生されない場合や読み込みに時間がかかる場合は、オーディオファイルを変換ソフトなどを使って、48kHz 16bit WAV形式に変換してください。
オーディオファイルの場所についてオーディオファイルの場所はプロジェクトに記録され、次にプロジェクトを開いたときはその場所から読み込まれます。
オーディオファイルをインポートした後に場所を移したときは、一旦そのオーディオ要素を削除して再度インポートし直してください。
プロジェクトを別のPCで開きたいときなどは、オーディオファイルをプロジェクトファイルと同じ場所に置いても読み込まれます。
オーディオ要素の削除
オーディオ要素を選択して[Delete]キー、または右クリックから「削除」を選ぶと、その要素を削除できます。※元ファイルは削除されません。
再生タイミングの調整
オーデイオ要素を左右にドラッグ(マウスの左ボタンを押したまま移動)すると、再生タイミングを変更できます。[Alt]キーを押しながらドラッグすると、オーディオ要素の左端または右端が秒単位にスナップします。
(タイムラインが小節表示のときは小節単位にスナップします。)
オーディオ要素の右クリックから「移動」を選ぶと、その要素を指定の方法で移動することができます。
位置で指定
移動先の時間を直接指定します。
移動量で指定
元の位置からプラス/マイナスの相対時間で指定します。
ポジションカーソル位置
現在のポジションカーソル位置へ要素を移動します。
※ポジションカーソルを要素の先頭に移動するには、「トランスポート」メニューの「選択要素へ移動」を選びます。
オーディオの自動整列
右クリックメニューの「オーディオの自動整列」がオンのとき、オーディオ要素どうしが重ならないよう自動整列します。右クリックメニューの「マルチトラック自動整列」もオンのときは、別トラックのオーディオ要素やセリフ要素とも重ならないよう自動整列します。別トラックのオーディオと重ねたいときは、いずれか(または両方)オフにします。
他の音声合成ソフトとの掛け合い「オーディオの自動整列」オンで「マルチトラック自動整列」もオン、「セリフの配置間隔」の「オーディオにも適用」もオンにすると、オーディオ要素がセリフと同じように自動整列するため、他の音声合成ソフトで作成した音声との掛け合いが作りやすくなります。