外部連携インターフェイス


トークの音声合成機能を、外部のソフトから利用することができます。
用途に応じた3つの方法を用意しました。

①SAPI5から利用

SAPI5対応の外部ソフトと連携して文を読み上げることが可能です。
「CeVIO AI」は64bitの外部ソフトと連携可能で、Windows 11/10の「ナレーター」にも利用できます。
Windowsのコントロールパネルの「音声合成の設定変更」の「音声の選択」で指定すると適用される外部ソフトもあります。

※「Word」や「Excel」などMicrosoft Office、「Acrobat Reader」の読み上げ機能には非対応です。
※「CeVIO AI」は64bitアプリのため、32bitの外部ソフト(「棒読みちゃん」等)とは直接連携できません。
 (「棒読みちゃん」等と「CeVIO AI」を連携させる外部ソフトもあるようです。)
既定のプリセット

外部連携には、オプションの「トーク設定」の「既定のプリセット」が反映されます。
SAPI5では、「速さ」は連携先の設定が有効、「大きさ」と「高さ」は連携先と本ソフトの相乗効果、それ以外は本ソフトの設定が有効になります。
連携時の音量を大きくしたいときや、好みの感情設定で読み上げたいときは、その設定をプリセットに追加した後、既定のプリセットにしてください。

プログラムからの利用

・SAPI XML TTSの以下のタグによるパラメータ指定に対応。
 <pitch> <volume> <rate> <silence>
 ※pitch, volume, rate は1文をタグで囲む形式のみ対応(文中の部分指定は非対応)。

・SAPI5のVolumeプロパティ、Rateプロパティに対応。

②COMコンポーネントとして利用

C++などのプログラムから、専用APIで感情やコンディションを細かく制御することが可能です。
詳細はこちら

③.NETアセンブリとして利用

C#などの.NETプログラムから、専用APIで感情やコンディションを細かく制御することが可能です。
詳細はこちら

注意事項
・ソングスターター等、トーク機能がない製品では外部連携インターフェイスを利用できません。
・①は②のAPIを利用した簡易な実装です。全てのSAPI5対応ソフトでの動作を保証するものではありません。
・②や③から利用する場合、最初に『CeVIO AI』を起動するAPIを呼び出してください。
・①~③全体で、外部連携インターフェイスを同時に使用できるアプリケーション数は1です。
・①~③いずれの場合も、使用条件や制限事項などは製品付属の使用許諾契約書の通りです。
※外部連携インターフェイスは商用利用(業務利用)できません。必要な際は、こちらのページからご相談ください。※個人の方はこちらの無料の範囲での利用が可能です。